処置を登録する患者コードを [患者コード] ボックスから直接呼び出します。または[患者検索]から呼び出します。目的の患者さんを呼び出すと処置入力の画面になり、右側に[処置ペイン]が表示されます。
画面右側に表示されるのが処置ペインです。基本設定、部位の追加、処置の登録を行います。 処置ペインには、[基本設定]、[一般処置]、[歯周処置] の3つのタブがあります。 処置ペインの先頭にある [診療日] には今日の日付が表示されています。カルテは全てこの日付で登録されますので過去のカルテを登録する場合はここの日付を変えます。毎日、診療毎にカルテ入力を行う場合は基本的にこの日付を変える事はありません。
新しい患者さんを登録すると2号カルテの処置ペインは [基本設定] タブが表示されます。ここでは初診日の指定や訪問診療の設定、休日や障害者加算等を設定します。また、口腔内情報をここで設定できます。
口腔内の情報を設定します。欠損歯、P除外歯、根管数の設定を行います。 欠損歯 … 部位をマウスでクリックして設定します。黒「×」マークが欠損歯です。もう一度クリックするとキャンセルです。 P除外歯 … 抜歯前提で歯周治療の対象にならない部位をクリックして設定します。緑「×」マークがP除外歯です。 根管数 … ここで歯毎の根管数を設定できます。抜髄やEMR等の根管数によって点数が変わる処置はこの設定に基づいて算定されます。
※ヒント:アクティビティーから抜歯を選ぶと自動的に口腔内情報が更新されて欠損歯になります。
抜歯の場合は赤「×」マークで表示されます。
新規部位を登録して、病名や処置項目について設定・登録を行います。歯周病以外の処置はここで操作します。
このペインで治療対象の部位と傷病名を選択します。義歯病名とブリッジ病名およびそれ以外の病名で動作が異なりますのでそれぞれについて説明します。
1. 一般病名 部位はマウスの左クリックで選びます。また右クリックで選択した部位をキャンセルできます。また、マウスをドラッグすることで範囲選択ができます。
口腔内情報で設定した欠損部位は「×」で表示されます。[乳歯表示チェックボックス] をオンにすると乳歯表示に変わります。
下顎6番、7番の限りPer病名等では分割歯を選べます。マウスの左クリックでトグルします。 ↓6を66にする
口腔内情報で欠損に指定されている部位はMT病名以外では選択できません。それ以外の病名では登録できないようして入力ミスを防ぎます。下記の例では口腔内情報で上顎右5番が欠損歯に設定されていますのでPul病名では5番を選択できません。
2. 義歯病名 義歯病名の場合は口腔内設定で欠損歯に指定されている部位の上に「×」マークが表示されます。(下顎では部位の下側)
このケースでは上顎は左6番、7番以外は欠損歯のマークが表示され入力を助けます。仮に、ここで上顎を7~7の総義歯の歯式を選ぶとアクティビティー算定時に6,7番の部位の状態を選択するダイアログが表示されます。
口腔内情報のアップデートをしていなかった場合はここで [口腔内情報を自動更新して通常義歯として扱う] を選択すると口腔内情報の6番、7番を自動的に欠損歯とします。ここで残根上の義歯を選ぶと今後、6番、7番が抜歯されない限りカルテには赤い歯式で部位が表示され、自動的に「残根上の義歯」の摘要語句が登録されます。
3. ブリッジ病名 ブリッジ病名では支台歯と隙の状態を表す部位が増えます。マウスの左ボタンをクリックしていくと以下のように変わります。
さらに6番7番ではヘミセクション後のブリッジがありますので更に状態が増えます。
ブリッジ適応判定を登録時に行います。例えば下顎④32①を登録しようとするとエラーとなります。 ※ここで [はい] を選択すると登録はできますが、ブリッジ適応判定を満たしていませんので熟慮のうえ登録して下さい。
4. よく使う傷病名 イーグルを使っているとある時点から [よく使う傷病名] が表示されるようになります。 ※日次集計や月次集計またはレセプト発行を行うと、患者データファイルから今までに選ばれた傷病名を抽出して [よく使う傷病名] としてまとめて表示します。使えば使うほど便利になっていきます。
併記病名がある場合に選択します。例えばPer病名の場合はこのようにリストされます。
※ Pul 病名の場合は併記病名はありませんので [併記病名] ボタンが選択できなくなります。
併記病名によって選択できる処置が変わります。Per病名だけの場合、切開(180点)は算定候補に列挙されません。
しかし、GA病名を追加すると切開の算定ができるようになります。
地域により増歯など括弧で括り歯式、病名を修飾する場合があります。その場合ここで補助病名を追加できます。レセプトの印刷例です。
病態が移行する場合に使用します。傷病名により移行できる病態が異なりますので可能な組み合わせが表示されます。 例えばPerのケースで病名移行をクリックすると、以下の様な傷病名が列挙されます。
ここでは654を義歯MTとすると、この様に表示されます。
イーグルの歯周処置算定は歯周チャートから選択します。歯周検査を算定するごとにそのステージで算定できる処置が表示されます。
新患の場合は1回目の歯周検査が黄色くハイライトしていますのでクリックします。
クリックすると病名選択となります。 ※部位は [口腔内情報] で設定されている残存歯となります。ここでは変更できませんので必ず口腔内情報で欠損歯を設定して下さい。また、抜歯前提の部位は歯周治療の対象となりませんので、その場合は口腔内情報のP除外歯の設定を行って下さい。詳しくは [基本設定] タブを参照して下さい。
病名を選び [OK] ボタンをクリックすると算定できる処置が列挙されます。 ※精密検査を算定する場合は精密検査のチェックボックスをオンにして下さい。指導料など算定できる物はあらかじめチェックされていますが、算定しない場合はチェックを外して下さい。
1回目の歯周検査の算定が終わると、スケーリングが算定できようになります。
歯周組織検査には算定した日付が入ります。このまま続けてスケーリングを算定してみます。 ※スケーリングでは施術した部位を1/3顎単位で選択します。マウスで選択して下さい。
ここでは下顎のみ全歯選択してみます。すると選択部位より自動的にスケーリングの算定回数を選び表示しますので確認後 [OK] ボタンをクリックして下さい。
これで今日のカルテができました。
次回のスケーリングでは下顎は選択できなくなります。
1カ月以内に再度歯周組織検査を算定すると 50/100 減算された点数で算定します。 ※これらの動作は全てアクティビティーにより制御されていますので登録時に面倒な設定や入力は不要です。
SRP や PCur では部位は1歯ごとに登録します。
一度施術された部位はスケーリング同様ステージが変わらない限り登録できないようになり、入力ミスを防ぎます。
治療が進むと選んだ処置に赤くマークが付きます。 ※過去の歯周組織検査をクリックするとカルテのアクティブセルがその日付の位置までジャンプします。
ヒント: イーグル導入初期には当然カルテを途中から入力する事があります。その様なケースでは直近の検査から入力します。まず、直近の検査日に日付を合わせます。
例えば5月18日に歯周検査を行った場合は日付を5/18にします。
スケーリングまで終わっている場合は歯周組織検査(2回目)をクリックして下さい。スケーリングをスキップして登録できます。同様に、既にSRP・PCurまで終わっているケースでは歯周組織検査(3回目)をクリックします。3回目以降は再 SRP・再 PCur、または歯周外科手術または特定薬剤のポケット注入のどれかのステージに進みます。
登録例として、歯周組織検査と歯周外科手術を同日に行うとします。この場合は前回までにSRPが終了していていますので歯周組織検査(3回目)をクリックします。
すると後は新患の時と同様に病名選択画面に移りますので病名を選択して、算定する処置を選ぶと(歯周外科手術を算定する場合は必ず歯周精密検査を算定します)ステージを進めて歯周外科手術を選ぶ事ができます。 SRP、PCur、再スケーリングは処置の登録が無い為に赤いマークが付いていません。同様に、歯周組織検査(3回目)には日付が入っていますが1回目と2回目には入っていません。 ※このチャートは初診料の算定があるとリセットされます。次回来院まで2カ月間以上間が空いた場合は初診料を算定できますが、初診料を算定した場合は1回目の歯周組織検査から始まり、スケーリングも算定できるようになります。2か月間以上間が空いても再診料を算定した場合は前回の続きからの算定になります。
特定薬剤はペリオクリンまたはぺリオフィールを用いた薬物療法を行った場合に算定します。[特定薬剤] をクリックすると算定候補に歯周疾患処置(P処)が表示されますので必ず算定します。
次に使用した薬剤を選びます。
2回目以降は同じ部位へのポケット注入となりますので部位選択、および歯周疾患処置の算定確認画面は表示されず必ず上記の薬剤選択ダイアログが表示されます。ポケット注入した部位はレセプトの処置・手術のその他の欄に部位を自動で印刷します。
一般処置または歯周処置タブでは病名・部位からアクティビティーが抽出されます。
アクティビティーを選ぶと算定できる処置の一覧が現れます。 候補の中から算定する項目のチェックボックスをオンにして処置を選びます。同様に、算定しないものはチェックを外して下さい。しかしながら、算定候補の中にはチェック状態を変えられない基本処置があります。この例のように充填形成のアクティビティーでは形成と充填、充填材料は必ずセットで算定して入力漏れを防ぎます。後は形成する前に除去を行ったのであれば除去のチェックボックスをチェックし、X線撮影をしていなければデジタルのチェックを外して「OK」ボタンをクリックするとカルテに登録されます。
これがアクティビティーを使った処置算定の基本的な操作方法です。
初診料、再診料の基本診療料はカルテに処置を登録する時に自動的に行われます。ここで重要なのは処置ペインの診療日の日付です。
この日付でカルテに処置を登録しますのでカルテにこの日付が無ければ基本診療料が自動算定されます。この際に空のカルテの場合や前回の来院から2カ月間がある場合は初診料か再診料を選択するダイアログが表示されます。
ここでどちらかを選択します。初診料を選択した場合は「診療日」の日付が新たな診療開始日に設定されてレセプトに印刷されます。また空のカルテの場合で再診料を選んだ場合は初診日を入力するダイアログ表示されます。 ここで診療開始日を入力して下さい
充填やインレーは隣接面を含む場合に複雑の点数を算定します。更に充填では1歯2窩洞のケースもあります。それらに対応するためにアクティビティーは処置選択時に窩洞を入力できる仕組みがあります。充填形成とインレー形成の2つの例で説明します。
1. 充填形成 ここで充填形成(光CR)アクティビティーを選択します。すると処置候補は次のように列挙されます。 この時に画面上部に窩洞を表すボタンがあるのに気付きます。まだボタンを操作しない状態では光重合充填、充填材料は単純で表示されます。ここで隣接面の「D」をクリックすると複雑に変化します。 更に、面追加ボタンをクリックして「O」ボタンを押すと2窩洞になります。 このまま算定してレセプト印刷を行うと自動的に摘要欄に2窩洞の部位が印刷されます。
2. インレー形成 インレー形成ではセット物を選択するダイアログで窩洞を選択します。 ここでOKボタンをクリックすると「セット物選択」ダイアログが表示されます。 デフォルトでは単純ですが隣接面を選ぶと複雑に変わります。
根管数により点数が変わる処置は、根管数ドロップダウンで変更できます。 その際に口腔内情報のデータも更新する事ができます。 根管数変更すると候補処置も変わります。 また同時に複数の部位で同一処置を場合は対象部位をクリックして下さい。 6番を選択してドロップダウンを表示します。 2根管を選ぶと算定候補が変わります。 即充等のケースでは窩洞を選ぶコントロールと同時に表示されます。
浸麻や伝麻を選択するとOAカートリッジの選択ダイアログが表示されます。 伝麻をチェックしてOKをクリックします。 OA … 院内薬剤マスターに登録されているOAカートリッジを表示します。項目を変更するとリアルタイムに点数計算して表示します。OKボタンでダイアログを閉じます。 カートリッジ … 院内薬剤マスターに登録されているOAカートリッジを表示します。 上下顎 … 一つのカートリッジで上顎部位と下顎部位に麻酔をかける場合チェックします。OAの点数が2倍になります。
イーグルでは人工物作成開始時に人工物(セット物)を決めます。 このダイアログで「未来院請求月」を設定できます。また、「セット予定日」は未来院請求の場合に摘要欄に印刷されます。未来院請求月を過ぎてもセットが無い場合は「未来院請求可能患者一覧」にリストされます。そのリストを元に未来院請求する患者さんデータを呼び出して未来院請求アクティビティーをクリックします。 実日数0日、請求月0円で請求月の最後の日付でカルテに登録されます。 レセプトには最終来院月の請求で「中止」として印刷されます。 ※ヒント:総括表や日次、月次集計もイーグルが自動で計算します。ほとんどの処理をイーグルが自動で行いますので簡単に未来院請求が行えます。
除去を算定すると除去部位登録のダイアログが表示されます。
除去を算定後に表示されるダイアログ 部位・・・デフォルトで病名の部位が選ばれています。 除去物・・・病名から判断できる場合はデフォルトの除去物とします。ドロップダウンリストから除去物を選ぶ事ができます。 テキストボックスに続けて文字の入力もできます。
登録内容はカルテに表示されます。
レセプト印刷時は摘要欄に印刷されます。
登録に修正、編集したい時は除去をアクティブセルにしてコンテキストメニューから「コメントの編集」を選びます。 ↓ 点数入力や処置名検索入力の場合は「除去部位登録」ダイアログは表示されませんので、その場合も同じ方法でコンテキストメニューを選択して登録します。
イーグルでは以下の手順でレセプトの摘要欄の入力ができます。
例えば右下5番Perを抜歯しようとして、麻酔をかけ、その後何らかの容態変化で抜歯を中止した場合、抜歯の点数は算定できませんが、浸麻の点数が算定きます。 その場合摘要欄に「抜歯中止」の語句の印刷が必要になります。2号カルテ画面で5番Perを選択すると「抜歯中止」のアクティビティー(算定できる処置セットの事をイーグルではアクティビティーといいます)が表示されます。 そのアクティビティーを選ぶとペインにレントゲンや浸麻の算定候補中に緑色の文字で「抜歯中止」と表示されま。 そのままOKボタンをクリックするとカルテに緑色の文字で「抜歯中止」と挿入されます。緑色の文字は摘要語句を意味していて、レセプトの摘要欄に印刷されます。 それ以外にも様々な必要な摘要語句はレセプトに自動で印刷されます。 例) * 新しく義歯を作成してセットした場合、セットした日付と部位が自動的に摘要欄に印刷されます。 * 訪問診療では訪問歯科衛生指導料を算定した場合に前回最後に訪問した日付の印刷が必要ですが、それらも自動的に印刷されます。 * 機械的歯面清掃加算を算定した場合は算定した日付を自動的にレセプトに印刷します。
イーグルは点数入力で任意の処置をカルテに挿入する事ができます。例えば埋伏歯の抜歯を大学病院に依頼する場合に診療情報提供料250点を算定できます。 2号カルテで診療情報提供料250点を挿入したい位置を選択して、テンキー から "250+" (数字の250 と プラスです)と入力すると250点の処置一覧のダイアログが表示されます。 診療情報提供料を選び「選択」ボタンをクリックすると2号カルテに挿入されます。 この応用で摘要語句は点数はありませんのでテンキーより "0+" と入力しますと摘要語句の一覧が表示されて選ぶ事ができます。
2号カルテ上のコメントを入力したい位置でコンテキストメニュー(マウスの右ボタンクリックです)を表示すると「コメントの編集」コマンドが表示されます。 「コメントの編集」ダイアログボックスの左側のリストボックスには代表的な語句の一覧がありますので、そこから選ぶ事もできます。 ここで入力した文章を摘要欄に印刷したい場合はダイアログの左下にあります「レセプトの摘要欄に印刷する」チェックボックスをオンにして、 「OK」ボタンをクリックします。すると2号カルテに緑色の文字で今入力した文章が表示され、レセプトにも印刷されます。
処置項目を名称や点数から検索して処置を登録することができます。 2号カルテで処置を挿入したい位置にアクティブセルを移動して [F3] キーを押すと、[処置選択] ダイアログが表示されます。処置区分を選択すると対象処置が絞り込まれた状態で表示されます。 検索テキストボックスに文字か数値を入力して「検索」ボタンをクリックすると処置マスターから検索を行います。検索の対象となるのは検索テキストボックスの文字が数字だけの場合は点数で検索します。それ以外の場合はテキストボックスの文字が処置名に含まれている処置が表示されます。 例1:”検査”が含まれている処置項目 例2:一般または50/100加算点数が120点の処置項目
領収証を印刷する日を選択してツールバーの[領収証]ボタンを選択すると[領収証印刷]ダイアログボックスが表示されます。 自費診療の金額や雑貨金額等を入力することもできます。
イーグルは日次集計表と月次集計表が作成できます。 メインメニューから[集計]-[集計表]-[日次集計表]または[月次集計表]を選択します。 集計する日次を指定して集計を行うと集計表が表示されます。印刷もできます。
レセプトや総括表を印刷するには、まずレセプト印刷前処理を行います。 [集計]-[レセプト]-[印刷前処理]メニューを選択後、請求年月を指定して前処理を実行してください。
印刷前処理の終了後、[集計]-[レセプト]-[レセプト印刷]メニューからレセプトを印刷します。 社保・国保・後期高齢者の各請求枚数や印刷範囲を設定・確認して[レセプト印刷実行]ボタンを押して印刷を開始します。
[集計]-[レセプト]-[総括表印刷]メニューを選択して表示される[総括表印刷]ダイアログです。 印刷項目、提出日等を指定して印刷します。 ※前もって印刷前処理を実行する必要があります。